液タブやパソコン、ソフト、サブスクなど、創作に使う道具・機材・サブスクをどう経費にしているかまとめました。
自分が実際に経費にしているものと、そのとき調べてつまづいたことを書いています。
講座や本、研究用のゲームなど「勉強代」の経費については、以前こんな記事も書いたので、よければ参考にどうぞ🤗
先に結論:1個いくらかで処理が変わる
ツール系の経費でいちばん混乱したのは、同じ「機材」でも値段によって経費のしかたが変わるところでした。
ざっくりこんな感じです。
| 1件の値段 | 経費のしかた | 自分の例 |
|---|---|---|
| 10万円未満 | 買った年に全額経費(消耗品費) | ソフトの買い切り、左手デバイス、ペン先、マウス など |
| 10万円以上20万円未満 | 3年で均等に経費(一括償却資産) または少額減価償却資産の特例で全額 | 液タブ(例:15万円の液タブ)、iPadなど |
| 20万円以上40万円未満 | 少額減価償却資産の特例で全額(青色申告のみ)※ または通常の減価償却 | パソコン(例:30万円のパソコン) |
| 40万円以上 | 通常の減価償却(何年かに分けて経費) | 40万円を超える高性能なパソコン一式など |
※もしかしたら読んで頂いたタイミングで制度変わってるかもなので、確定申告時に確認してください🙏
少額減価償却資産の特例は、2026年4月1日以降に買ったものから上限が「30万円未満」→「40万円未満」に上がりました。使えるのは青色申告の人で、1年で合計300万円までです。
液タブやパソコンが、この特例を使う代表的な例です。たとえば25万円のパソコンも、特例を使えば買った年に全額を経費にできます。

インボイス登録していない人(免税事業者)は、税込の金額で判定するので注意!
税抜きだと10万切るのに……ってのも発生するので注意
「経費にすればタダ」ではない

経費で落とせば実質タダってこと……?
これはたまに見かける勘違いですが、会社員の立替経費と、フリーランス・個人事業主の経費は、そもそも別の話です。
| 会社員の立替経費 | 個人事業主の経費 | |
|---|---|---|
| 払うのは | いったん自分 | 自分 |
| あとで戻ってくるもの | 払った金額がまるごと(会社が精算してくれる) | 戻ってこない |
| 何が減るのか | 自己負担がゼロになる | 売上から引かれて「所得」が減り、その分の税金が少し減る |
フリーランスの確定申告では、もらった報酬がそのまま「所得」になるわけではありません。
所得=売上(報酬)−経費で、所得税や住民税は、この「所得」をもとに計算されます。
| 項目 | 経費を登録しない | 経費を20万円登録した |
|---|---|---|
| 売上(報酬) | 100万円 | 100万円 |
| 経費 | 0円 | 20万円 |
| 所得(税金の計算のもと) | 100万円 | 80万円 |
| 税金(所得税5%+住民税10%の場合) | 100万円×15%=約15万円 | 80万円×15%=約12万円 |
| 税金の差 | - | 約3万円少なくなる |
※税金の行は、基礎控除などを省いたざっくりの計算です。実際は、控除を引いたあとの所得で決まるので、もっと税額が少なくなると想定されます。

3万ぽっくりか…と思う方もいるかもしれませんが、
ちりつもですぞ!!
経費を登録しないと、仕事のために使ったお金にまで税金がかかってしまうということです。
ただし、経費で減るのは税金のほうだけです。払ったお金は自分の財布から出たまま。
たとえば1万円の道具を経費にしても、税金が減るのはざっくり1,500円くらいで、残りの8,500円は自腹です。
なので「経費になるから買っちゃえ」は、ちょっとだけ安く買えるだけで、出ていくお金はちゃんと出ていきます。今ホントに必要な備品なのかは自問しましょう。
逆に、仕事で使ったのに経費にし忘れると、払わなくていい税金を払うことになるので、そっちのほうがもったいないです。

経費は「タダになる魔法」じゃなくて、私は「払いすぎを防ぐ記録」という整理をしています
自分が経費にしているもの
ソフト(買い切り)
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)はver.1.Xの無期限版を買っているので、消耗品費にしました。
クリスタのアップデート版のサブスクが4000円位なので、それも毎年消耗品費として支払っています。

クリスタのアップデートが好きなので、無期限版+サブスクに変えました
最近は3Dやアセットの進化がすごいです。アセットはユーザーが公開しているものがほとんどですが、マジで世界変わるアセットも合って、ずっとクリスタを使ってます。
Procreate(プロクリエイト)
iPadのペイントアプリのProcreate(プロクリエイト)も消耗品費🙆♂️
iPadでお絵かきしたいと思ってすぐに購入した記憶がありますが、iPadのお絵描きならプロクリエイトをめっちゃ使ってます!
ラクガキとか、気軽に起動して設定がほぼ無いまま絵を描けるのが気に入ってるんですよね…!

ゲーム以外でアプリに課金するってマ!?って思いながら購入しましたw
他のクリエイティブツール
- RPGツクールMZ
- NomadSculpt
- Adobe製品
のような買い切りソフトやアプリも同じく消耗品費です。
Adobeは、ヨドバシカメラで半年に1回位激安版が出るのでそれ買ってます🤐(仕事で動画編集があったのと、AE使いたかったので今年はAdobe買ってしまった…)
サブスク
月額や年額で払っているものは、自分は消耗品費か通信費にしています。
ツールやソフトは消耗品費だけど、回線費用は通信費とかにしてます。
ツールの経費を支払手数料とかにする人もいて、間違いではないです。
勘定科目は一度決めたら毎年そのまま使うのが大事👉
使ってるサブスク⇓
- freee(会計ソフト)【マジ神】

手書きで申請、弥生会計、自前スプシとかいろいろなパターンで確定申告してきたけど、圧倒的freeeが使いやすいです。
freee入ればやるべきことが分かるので、ユーザーフレンドリーな気がします。
==
会計士雇う??会計ソフト導入しようかな~?どうしようかな~?っていう人はfreee触ってみてほしいです。最初は設定色々ありますが、基本ポチポチ答えるだけで必要な事抑えられます。
私は導入後の初年度45分位、2年目以降は3分で確定申告終わってます。(1年目管理が杜撰過ぎて辛かったので、2年目からは毎月帳簿付けている😇)
機材(液タブ・iPad・PC)・環境
iPadやPCはプライベートでも使っているので、家事按分してる人もいます。
仕事で使っている割合だけを経費にするやり方です。
あと私はひきこもりなので自宅が職場になっています。そのため、電気代、光回線費用・家賃は家事按分してます。使用時間や面積で按分します。

按分割合どうやって決めるの?ってなって、考えるのが毎回めんどくさくなってきたので、ツール作りました
あと、デスクトップPC大好き人間の私はしませんが、
- 外出先での打ち合わせ(交通費・場所代・打ち合わせ中の飲食)
- カフェやレンタルスペースでの業務
の費用も経費に出来ます。
無料のツールも時々見直そう
Blender・VRoid・Godotなどは無料なので、経費は何もないと思いがちです。
でも、有料のアドオンや有料アセットを買った記憶があるなら、それは経費にできます。
自分は消耗品費にしています。
無料ツールの有料アドオンは買ったことないですが、有料アドオンで世界変わることあるので、購入した時は忘れないように計上しよう
レシートがないとき
ダウンロード購入のソフトやサブスクは、だいたい領収書メールかマイページの領収書でOKです。
現金で買った小物のレシートをなくしたときは、出金伝票を作っておきます。(プライベート資金と事業資金ごちゃまぜの人はどこから出したお金かもメモしておこう)
領収書が見つからなくても、買ったもの・金額・購入日の3つがわかれば、最悪なんとかなります🙄
購入通知のメールを、ブラウザの印刷画面から「PDFに保存」しておくのもおすすめです。
まとめ
- 10万円未満の道具・ソフトは、その年に全額経費(消耗品費)
- 10万円以上の機材は、値段によって処理が変わる。2026年4月以降に買ったものは40万円未満まで特例あり(青色申告)
- サブスクの勘定科目は、一度決めたら毎年そろえる
- 事業でもプライベートでも使うものは家事按分

税理士じゃないので、迷ったら国税庁のページか税務署で確認してね!
とにかくfreeeに感謝してます!
毎年年末が近づいてくると、確定申告の事を思い出します…
一緒に確定申告乗り越えよう!



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